ストーリオ

ロングテール

更新日:2006-02-11

2005年9月に発表されたO’Relly氏の論文によって、今またWeb2.0が注目されています。以下日経より転載
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▼Web 2.0的企業の特徴
  O’ReillyはWeb 2.0的企業の特徴として以下の7点を挙げている。
1)パッケージソフトウエアではなく、費用効率と拡張性の高いサービスを提供していること。
2)独自性があり、同じものを作ることが難しいデータソースをコントロールする。なお、このデータソースは利用者が増えるほど充実していくものでなければならない。
3)ユーザーを信頼し、共同開発者として扱う。
4)集合知を利用する。
5)カスタマーセルフサービスを通じてロングテールを取り込む。
※ロングテール:中心部だけではなく、周辺部(需要が集中する「頭部」だけではなく、細かい需要がある、長い尾の先っぽまで)サービスを提供する考え方
6)単一デバイスの枠を超えたソフトウエアを提供する。
7)軽量なユーザーインタフェース、軽量な開発モデル、そして軽量なビジネスモデルを採用する。
  こうした特徴を理解するには、実際の企業を念頭に置いて考えてみるといい。O’Reillyが代表的Web 2.0的企業として挙げるGoogleを例に解釈してみたい。
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ストーリオをIT企業とは考えていないのですが、こうして見るとWeb2.0的企業ではあるのかなって思えてきます。上記の2)3)5)7)が奇しくもストーリオクラブに当てはまるのです。


 
2)→ストーリオクラブは、家具のデータベース化を図っている。
3)→ストーリオデザインは、ユーザーをデザイナーに位置づけ、それを設計・製品化する。ここで出来た製品をストーリオクラブのデータベースへ流し込む。
5)→他のユーザーは、これを雛形として自分の欲しいサイズ・デザインに編集。一品一様の生産。
7)→ルーティンワークで対応。
ちょっと走り書きすぎて言葉が足りませんが、こんな感じ。興味のある方は、下記コメント欄に質問下さい。