取材

更新日：2004-11-27

　取材一件、産経新聞社。良いことを２つ気付かせていただいた。
　僕はこの7月まで、民生商品（主にソニー社のＡＶ機器）のメカ設計をやっており、まったくジャンルの違う事で起業したとばかり思っていた。そこでは、デザイナーや企画の人達のスケッチやコンセプトを聞き、実現できる形を提示しながら、設計・開発・製造、時に生産技術にまで踏み込みながら、皆が思う物を実際の形にしていったのだ。これって、お客様からイメージ図を貰って実際の製品にまで持っていく、今の仕事と同じじゃないかって、取材を受けながら気付いた。
　もう一つは、今回の家具修理材サービスで直した家具は、使える様になったという機能だけでなく、震災で本当に辛い思いをした時でも、自分で修理し自分で立ち上がっていった、逞しい前向きな記憶の象徴にもなるんじゃないっかって事。ここでも、ストーリーを、ストーリオって社名に繋がってくるんだなぁ。
　さすが新聞記者、聞き上手である。